国際崆峒派武術協会

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花舞影老師よりアルチン代表団に贈呈された燕飛霞老師の書「龍飛鳳舞」

アルゼンチン代表団より贈呈された記念旗。龍の絵の下にスペイン語で「美徳を重んじ、武道を発揚し、心身を健やかに保つ。」と記されている。

東日本大震災への支援活動

東日本大震災で被災した地域の方々が、できるだけ早く立ち直られ、新しい生活を始められる様、

お祈りしております。

当協会として義援金450,000円を日本赤十字社に寄付いたしました

動報告

日阿崆峒派武術交流会

 2023年7月29日と30日、大久保スポーツプラザ(新宿区)にて国際崆峒派武術協会本部とアル ゼンチン支部との交流会を開催しました。

アルゼンチン代表団は7月25日に首都ブエノスアイレスより来日し、26日から31日まで双龍庵に 滞在して崆峒派武術第十一代掌派人、花舞影より花架門、気功 及び太極門基本套路、飛龍門套路の直しを受け、新しく花架剣と崆峒拳を習得し、交流会に参加 しました。


* 代表団のメンバー

 支部長:張為民老師 1964年広州で生まれ、崆峒派武術第十代掌派人、燕飛霞老師に師事し、 1994年アルゼンチンに移住し、ブエノスアイレスで中医とし て働く傍ら崆峒派武術の指導にあたる。

崆峒派武術教練及び広報担当:Mariano Lopez 1970年ブエノスアイレス生まれ、職業は中医。

Lopez氏の夫人:Marina Dorado 1972年ブエノスアイレス生まれ、崆峒派武術の生徒、職業は 弁護士


●交流会日程

 7月29日(土)午後は花架門基礎套路の合同練習及び用法練習とMarinaさんによる花架扇の演武

 7月30日(日)午後は気功、太極門基礎套路及 び基本功の合同練習と用法練習、張老師及び Marianoさんの演武、そして最後に茶話会で交流を深めました。


●アルゼンチン支部

 張為民老師はアルゼンチンに移住後、燕飛霞老師より伝授された飛龍門套路を個人的に教えてい ましたが、2017年からMarianoが教室運営に参与して広報活 動も始めました。二人とも著名な中医で気功家である鐘清氏の生徒であり現在はブエノスアイレス にある鐘氏の養成所講師もつとめています。2019年に張老師は初め て崆峒山(甘粛省平涼市にある崆峒派武術の発祥地)を訪れ、花舞影より崆峒派花架拳及び気功 の指導を受け、アルゼンチン支部長に任命されました。その後も花舞影か ら送信された動画で学んだ套路をアルゼンチンの生徒たちに教えています。現在はブエノスアイレ ス市とその郊外で三教室をそれぞれの教練が指導、合わせ て40~50人の生徒が崆峒派武術を学んでいます。

アルゼンチンは日本からはちょうど地球の反対側にあたり、飛行機で30時間、時差も12時間あ ります。南半球の国ですので真冬の母国から初めて訪れた日本は記録 的な猛暑のさなかでした。それにもかかわらず、毎日約6時間の練習で多くを学び、日本の生徒た ちとも積極的に交流し、笑顔を絶やさない彼等の姿に私も力づけられ

ました。

燕飛霞老師が伝授された崆峒派武術が中国だけでなく、日本とアルゼンチンにもしっかり根付き そして、さらに世界中に伝搬して伝統武術を愛する人々に喜びをもたら すことを願ってやみません。


花舞影筆